2011年12月4日日曜日

「きっと何者にもなれない」者たちが石を投げる

輪るピングドラムが最近おもしろくなってきて1週間次の話が楽しみでしょうがない。

で、ピングドラムの中のフレーズである「きっと何者にもなれないお前たちにつげる」というフレーズ。この言葉が大好きでtumblrとかでもいろいろreblogしてるわけですが、今回はこの「何者にもなれない」者たちがネット上でのいわゆる炎上を起こしてるんじゃないか、ということを書こうと思う。

炎上については昔からよくあったわけだが、ここ最近については小物と言っては変かもしれないけど、どーでもいいネタを見つけてきて炎上させる例が目につく気がする。リア充に対する嫉妬と言い換えてもいい。ここ最近は本当にお前ただ祭りをしたいだけなんじゃねーか?って時がよくあって、なんか自分たちがネットの正義の味方したいのが目立つわけです。

いや炎上してるやつらがやってるのは犯罪行為じゃんといいますが、ならさっさと警察にタレこんでおしまいなわけで個人情報をうじうじほじくり返す意味が分かんないんですよね。

で、正義面して炎上させたいのは実は「きっと何者にもなれない」者たちじゃないのかな、と。何者にもなれないからこそ、悪に鉄槌をくらわす正義のヒーローになれる炎上を望んでいるんじゃないか。そう思うわけで。個人情報をほじくってまでやるのは自分たちが絶対的な正義で相手が悪という立場が確定してるから。

キリスト教だと「罪を犯したことない者だけが石を投げろ」という話があるけど、まあそこまで人を許せとまで言わないけど某国のことわざにもあるような川に落ちた犬は棒で叩け的な感じで炎上するのは見ててなんだかなあと思うわけで。投げてる側が石を投げることで自分の存在を主張してるように感じてしまい、余計なんだかなあと思う。

まあ今回も何が言いたいのかよくわかんないことになってしまったけど、ピングドラムがおもしろいってことです。

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