2010年10月26日火曜日

日本人が海外に出ないのは飯のせい

 という説を僕は日本人が海外になかなか出ない理由として挙げたい。

 ハーバードのアジア人留学者の数で日本人がほとんどいないなど、日本人が中韓に比べて海外に行かないというのはよく言われている。このままではだめだ、日本人よ海外へ出よ、と。

 それでもなかなか海外に出て行かないわけだけど、その理由の一つに飯があると思う。今、某実習でハワイにいるんだけど、一緒に来たやつの中でこっちの飯に順応出来てないのが結構いる。アメリカのSサイズなのにLサイズとかサンドウィッチの中にカイワレ大根入ってたりだとかが苦手らしい。

 で、なんでそうなのかと言うと日本の飯のクオリティが高いから。「日本でだとまずいというのがほとんどない。まずいじゃなくて好みが違うというだけであって、アメリカのまずいはクオリティが低いまずい」とカイワレ大根が入っていたサンドウィッチ食った人は言ったわけだけど、まさにこの通り。日本はかなり飯がうまい国だし、世界中の料理を一定以上の水準で食べることもできる。

 まあ、そんな環境で育つわけだから海外に留学や働きに出るなどしてそのマズ飯をずっと食うというのが日本人にとってはつらいのではないか。だから日本人は海外にでない。そういう風に思った。今の時代、子どものころから海外旅行する人が多いから海外が日本と比べて飯がまずいということが知られるようになったことと、日本がそれなりに豊かになって海外でわざわざマズ飯食うより日本の美味しいご飯を食べて勉強したいということなんだろうと思う。

 ちなみに僕はアメリカの食事に完全に順応してます。むしろこっちのほうがいいと思う時すらある(笑) デブにやさしすぎる社会ですね。というよりあんなもん食ってたらそら太るわ。

2010年10月25日月曜日

アイルトン・セナ ~音速の彼方へ 感想

見てきた。8月にカラフル見たときにこの映画の存在を知り、前売りだとポスターももらえることから前売りを買ってたので。

日比谷のみゆき座の16時50分の回で見たけど、公開3週目の週末でもかなり混んでた。周りはほとんど30代から40代、若い人もちらほらいた。

http://senna-movie.jp/
映画は有名なF1ドライバー、アイルトン・セナのドキュメンタリー。自分は生で見たことない世代だけど、母親がセナのこと好きで、それにつられてF1見始めたのもあり、セナには興味を持っていた。自分の部屋には94年ウィリアムズのレーシングスーツ着たセナのジグソーパズルもある。

映画はカート時代の映像から始まる。トールマン、ロータス、マクラーレン、そしてウィリアムズへのF1キャリアをテレビ映像、ファミリービデオでアイルトンセナという人物を描いていく。純粋にスピードを追い求めるセナ。対照的なプロストが近くにいたことで2人の違いが際立っていた。誰よりも速く、レースに勝つということにこだわっていたという印象だった。

F1が好きなら生で見てない世代でも楽しめると思う。セナとプロストの人間模様があったから80年代後半から90年代前半にF1全盛期を迎えたのかなあ、と思った。もちろん生で見てた世代なら懐かしさもあって、おすすめできる。

80年代90年代のF1を追体験できてよかった。F1好き必見の作品。

2010年10月23日土曜日

「空気」こそ「けいおん!」がヒットした理由

京アニ八田社長が語る“ヒットの理由”とは?「けいおん!」監督も登場した講演レポート
http://b.hatena.ne.jp/articles/201010/1809
この中でけいおん!の監督がインタビュー受けてたのを読んで。

けいおんについては1期始まった時、1話見てクソつまんねえと思ったっきりですが。ここまでヒットするとは思ってなかったわ。

で、本題のけいおんがヒットした理由について。ちょくちょく考えたりtwitterでpostしたこともあったかもしれないが、丁度いい機会なのでまとめようと思う。

ヒットした最大の理由のキーワードは「空気」。女子高生の日常の空気を描き、視聴者はその空間の「空気」として存在していた。これにつきると自分は思っている。内容がないよう、と叩かれることがあるのも当然で「けいおん!」はキャラクターとその中の空気を楽しむことに特化したアニメ。むしろストーリー性を排除することでキャラクターのかわいさに焦点を絞ったとも言える。

まあでも女の子しか出ないアニメってのは他にもあるのに、なぜ「けいおん!」がここまでヒットしたのか。これは京アニ女子部とも言われるぐらいスタッフが女ばかりでその女だからこそ女子高生の表現がうまくいったから。それに加えて京アニのリアルな背景を加えることで、この「けいおん!」という世界がありそうな世界ということがあったからじゃないのかな、と。

>この子たちが生きている、ということを第一においた演技付けにしました。

監督もこう言ってるしね。本当かどうか知らないが、「けいおん!」は京アニが絶対ヒットすると思って作ってたという話を小耳にはさんだけど、まあ「らき☆すた」のヒットを受けて、あの女の子だけのゆるゆる空間に特化した「けいおん!」がヒットしたのは必然だったのかもしれない。

ここ数年くらいの傾向としてある、考える必要がなくアニメの世界の「空気」を楽しむアニメの代表が「けいおん!」だと思う。

2010年10月12日火曜日

退屈なのは世の中か、自分か

リコーのキャッチコピー、「退屈なのは世の中か、自分か」New angle,New day

最高に刺激を受ける。
世の中を退屈と思うのは、(自分の見てる)世の中というのが自分を写しだしてるからであり、世の中がつまらないということは自分がつまらないということか。

「刺激が欲しけりゃバカニナレ」

おもしろい人になりたい。