2012年1月18日水曜日

tumblr

さんざんtumblrについて勧めてきましたが、今日日テレのZIPでtumblrが紹介されたようでついにtumblrの時代来ちゃう? とテンション上がった状態でお送りします。
とりあえず、思いがつくままにtumblrを説明するようなフレーズを書いてきます。

「自分の好きなものだけに囲まれた最高の世界」
「ネットのおいしいとこだけを読めるRSS」
「自分自身を引用によって表現」
「『キュレーションの時代』(笑)における編集者養成ツール」
「reblog、likeされることによる承認欲求を満たす」
「自分のセンスをドヤ顔で示そう」
「好きなものを好きなだけ集めよう」
「ネットのスクラップブック」
「情報の摂取と排出を一度にできる」

こんなもんすか。
著作権ガン無視的のスクラップブック的な使い方が日本だとメジャーだけど、海外だとブログよりも手軽ということで若者に広まっているらしい。twitterと同じマイクロブログに近いかも。blogと違ってtumblrは簡単に動画とか音声をpostできるし、使ったことないけどチャットもあるらへんが海外でウケてるポイントなのかも。まあ使い方は人それぞれなんでどう使おうがいいんですが、とりあえず僕の使い方を書いときます。あ、その前にある程度tumblrの概要について。

Dashboardというtwitterのタイムラインのように人のpostが流れてくるページがホーム。そこでtwitterのRetweetのように自分のtumblogにpostするのがReblog(リブログ)、favoriteするのがLike(スキ)。もちろん自分がpostすることもできてpostできる種類はblogのように文字をpostするテキスト、画像、どこかのサイトからの引用、リンク、チャット、音声、動画の7つ。twitterのように気に入った人のtumblogがあったらfollowができて、followするとその人のpostがdashboardに流れてくる。ここらへんはtwitterと似てる。で、blogと同じように自分のtumblogをカスタマイズできる。自分の気に入ったテーマをhttp://www.tumblr.com/themes/ で選ぶだけ。もちろんHTMLを知ってる人は自分でコード書いてそれを使うこともできる。あと独自ドメインに飛ばせたりページ作れたりとブログサービス以上にやろうと思えば自由度が高い。

で、自分の使い方は、自分が気に入ったのをreblog、こっそり見たいものはlikeって感じ。たまにdashboardに流れてないと自分でpostも。で、たまに自分のtumblog見返して、うわーセンスいいわーって気持ちよくなったりする。あと自分が選んだ好きなもの見返すのが子供の頃、宝物を集めてうわーと目をキラキラさせてたのに似てる。reblogされてたりすると自分のセンスが認められたようで承認欲求が満たされてさらに気持ちいい。さらにさらに飲み会で気持ちよくなってtumblrで流れてきてreblogしたpostをドヤ顔

とりあえず気持ちよくなろう、みんな。
TgrRのtumblogはこれ。
http://tgrr.tumblr.com/
なんかサークルの先輩も研究室で見てるらしいので萌え絵一辺倒になったりしてドン引かれないように、facebookのようなオフィシャルな感じで「TgrRが選ぶ至高のpost」的な感じでやってます。

まあたぶん今ぐらいの人数が一番おもしろいと思ってんでこれ以上広まってtwitterのようになっても困るんですが、ドヤ顔で語っておきます。

2012年1月9日月曜日

ピングドラム小説版とトリプルHのCD

ピングドラム最終回、泣きました。
小説版あるのは知ってたけど、最後まで見てから買おうと思ってから買って読んだ。あとトリプルHのCD、HHHも買った。両方とも買ってよかったと思えた。以下ステマ。

まず、ピングドラム小説版上巻中巻
何が良かったか1つだけ挙げるならば、登場人物の心情が手に取るようにわかるということ。これに尽きる。基本的には登場人物の一人称視点で話は進んでいく。だから、登場人物(主として晶馬)がその時々で物事をどう見ていてたのか、どう感じていたのかということが理解でき、感情移入ができる。アニメだと演出として描かれてた心情が文章で書かれているので理解できる。これが一番大きい。特に晶馬と苹果が互いのことをどう思っているのかというのはアニメではなかなか理解できなかったので、それがわかったというのが個人的な買ってよかったと思える点。
あと大筋ではアニメと話は同じだけれども、所々アニメと違うところがある。というよりアニメがコミカルに走っていた部分が変わっている。例を挙げると多蕗とゆりのバードウォッチングデートに晶馬と苹果が行こうとするところでスカンクにおならをかけられるシーンが家に残った陽毬と冠葉のシーンになっていたり、苹果がゆりに襲われる?シーンに晶馬が隣の部屋から聞きつけて乱入するも空き瓶に足を滑らせて気を失うシーンが畳に足を滑らせてゆりとの対話になっていたり……etc. アニメがキャッチーな感じなのに対して小説は丁寧に心情描写を見ていく感じ。たぶん輪るピングドラムはアニメを見て、小説を読まないとすべてが理解出来ない気がする。
とりあえず今月に発売される下巻が楽しみ。結末が若干変わると言ってたし。早く買いたい。ピングドラムは見て楽しめたけど、なんかよくわかんなかったという人におすすめ。個人的にはBD買うより小説版買ったほうがいい気もする。



次はトリプルHのアルバムのHHH。
最初、Amazonで予約注文したときは3000円って高すぎだろって思ってたけど、聞いたらまあそれだけ出してもいいかなと思った。買ってからリピートが止まらないぐらい聞いてる。緩急自在に曲があって聞いてて飽きない。
その中でもよく聞いてるのが「灰色の水曜日」


EDだと独唱になっていたのが、CDだとトリプルHの3人での合唱になっている。3人の子守歌のような優しい歌声とピアノのきれいな演奏が合っている。儚いようで力強い歌声で最後のサビの
”さあ想い出して 輝いてた頃を
夢に生きてた頃を 愛し合ってた頃を”
という部分はアニメ本編でのトリプルHが結成されなかったり、運命の人のくだりを思い出してグッと来るものがある。
灰色の水曜日だけじゃないけど、HHHの曲を聞いてるとアニメのシーンがフラッシュバックするというか内容を思い出すことがある。一番思い出すのは「HEROES ~英雄たち」 23話のEDで24話がEDなかったから実質最後のEDとなった曲。


EDの曲を背景にセリフがあるってのもあって、聞いているとセリフが聞こえる気がする。
「僕を必要としなかった世界に復讐するんだ」
「やっと僕は透明じゃなくなるんだ」
「僕らはみんな一人ぼっちなのさ」
「だからさ、壊すしかないんだ、箱を、人を、世界を!」
このセリフと歌詞の「使い古した歴史の 英雄を葬り去れ」「幻想が造り上げた 英雄を葬り去れ」が重なってすごくいい。疾走感がある曲調も相まって「英雄を葬り去れ」と言いたくなる。
他にも「Private Girl」と「イカレちまったぜ!!」がお気に入り。「ROCK OVER JAPAN」でピングドラムに引きこまれた人が多いと思うけど、さらにピングドラムの世界に引きずり込ませるようなアルバム。ピングドラムということを抜きにしてもおすすめだと思う。

2012年予想

毎年のように今年2012年の予想をしようかと。個人的にはまだ全然2012年になった実感もないんですが。年賀状も素で2011年あけましておめでとう!で作ってました。

1.今年は戦争が起きるかも
アラブの春みたいなゲリラ戦とかじゃなくて国対国の正規軍同士の。
今年は世界的に選挙イヤーで国のトップが変わる国が多い。フランス大統領選挙から始まってロシア大統領選、アメリカ大統領選、中国共産党全国代表会議、韓国大統領選。特に注目はアメリカ大統領選挙。支持率低迷に喘ぐオバマがイランへ戦争を仕掛けるのではないか。ただこないだの無人機がイランに捕獲されたとき、オバマ自身は開戦する気満々だったが部下がそれを諌めたらしいという話があるので微妙かもしれん。が、ホルムズ海峡封鎖で武力行使を匂わす話が出てきてるから、イランの核開発が進む前に一気に米英が手を組んで一気に叩くかもしれん。EUもギリシャやイタリア、スペイン等の問題があるからイランの権益確保を目指してNATOで叩くかも。まーそうなって原油価格高騰なんてことになって原子力発電が見直される流れにもなるかもしれない。
北朝鮮関連は正恩が権力確保のためになんかやらかすんではないか。ただあの国はもう軍事用の石油すら枯渇しつつあって、配給で優遇されてた兵士ですら飢え始めている状況だからなあ。窮鼠猫を噛むじゃないが、一気に朝鮮戦争再開なんてのもありうるか。韓国大統領選が今年にあって李明博がレームダック化すると見たら北朝鮮が韓国にヨンピョン島砲撃みたいな感じで挑発→韓国がそれに応戦→朝鮮戦争再開なんてパターンか。
日本が戦争をふっかけられるとしたら北朝鮮か中国だが、北朝鮮は上にも書いたが正恩が権力確保のために日本でテロというパターンか。スカイツリーあたり狙われそうな気もする。中国はなんだかんだでちゃんと計算ができるタイプだから正規軍同士のドンパチは起こらないと見る。漁民レベルでの尖閣上陸とか巡視船衝突とかはあるかもしれんが。

2.北朝鮮は今年は滅びない
上で朝鮮戦争再開なんて書いてたけど、なんだかんだで崩壊はないのでは? ただこれに乗じて中国が傀儡国家化しようとするかもしれない。上にも書いた朝鮮戦争再開も実のところ中国が北朝鮮を支援するかしないかというとこに帰結すると思う。全ては中国次第。

3.巨人優勝
はい。というか杉内と村田、ホールトン取って優勝出来なかったらどうすんだ。

4.消費税増税と引き換えに解散総選挙
ありうるか。ただ民主は地方選挙でここんとこ惨敗が多いから自分から解散というカードは切らない気もするが…耐えられなくなって切るか?

5.貧困関連でデモが起きる
Occupy wall streetが熱いけど日本だとだめだった。が、消費税増税あたりですげーデモが起きる気がする。いや実のところあの震災ですげー経済的にもダメージ食らってるからそこら辺ありうると思ってるんですがどうでしょう。とりあえずお金ください。

6.院試に合格したい
はい。勉強してください。

7.今年が日本のターニングポイント
なぜかいつの間にか世界最強の通貨「円」を手に入れた日本。これをどううまく使うかが鍵になる。でもまあ結局円高で輸出企業が死ぬパターンしか見えないんですがね。あと政治不信とか経済とかいろいろと問題山積でここいらで噴出しそうな気もするんですが、どうなんでしょう。毎年のようにターニングポイントって言ってるかもw

8.世界各地でソーシャルなデモが引き続き起きる
アラブの春に始まりOccupy wall streetのようにfacebook、twitterを用いてつながりあうデモが世界各地で起きてるけど、この流れは間違いなく続く。それも中国とかアラブのような独裁国家じゃなくて民主主義の先進国で。日本にも飛び火して欲しいと願うが……まあ匿名が主な日本のウェブ社会だと難しいだろうな。ただfacebookもtwitter実名勢も増えているからそういう下地はできつつある。

9.日本ウェブの中心が2chからtwitterへ移動する
去年暮れからのステマ連呼となったν速。まとめからくるゆとり層にしびれを切らし、もとからいた奴らはtwitterへ移動し、そこがまた新たな日本の「ウェブでは」の場所になるのではないか。日本語ハッシュタグなんて完全にVIPだし、ありうると思ってる。

10.これから来るのはtumblrとGoogle+
来るよ。今流行りのtwitterを2008年2月からやってた人が言うんだから間違いないよ。今回もドヤ顔で「あーそれ俺、~年前からやってたわー」と言いたいです。

こんなもんですか。今日、日高義樹のワシントンレポートの毎年恒例のキッシンジャーによる予想があるけど、テレビないから見れないや。
とりあえず大学院に受かりたい2012年です。