2012年9月9日日曜日

努力するやつは勝てない

努力するやつは勝てないと思う。はっきり言うと、勉強とか努力とかしてしまう時点で負け。もう絶対に努力を努力だと思っていないやつには勝てない。

僕自身が怠惰なんで、努力しないで結果出すのが一番いいと思い込んじゃっている。あとベースとして結果=才能×努力というのも思ってるから、努力する=才能がないというのも。

でも実際は、できる才能あるやつほど努力してる。才能があるという言葉は、努力の仕方がうまい人のことを言う。努力を苦しいものと思ってるやつは、(他人から見た)努力を楽しんでいたり当然と思ってるやつには絶対に勝てない。

好きな文章を引く。
私は高3です。今年野球部を引退しました。
小5から野球を続けていましたが、決して上手くはなかったです。それでも、努力すれば結果が必ず返ってくると信じてやってきました。
結局、最後まで結果は残らずに終わってしまいましたが、粘り強さと根性を…
と、これは面接のときに言う台詞にしか過ぎません。私が本当に欲したのは野球の上手さです。実際に、私と同じような人は大勢います。その中でも、結果が残る人はわずかです。そういう人たちを基にした話が、「やればできるんじゃないか」という気にさせてくれるのだと思います。しかし、私は本来欲しかったものに手が届かなくて、悔しさと虚しさでいっぱいでした。この記事を見て、省みさせられました。
しかし、私は研究者になるために大学へ行きます。研究者は自分の論文が評価されなければやってけない仕事です。そこでまた挫折を味わうかもしれません。むしろ、そうなることを確信しています。自分は、呼吸をするように勉強をしている人間ではありません。そういう人間には足下にも及ばないでしょう。
それでも私は進みたいと思います。根拠は、生き物らしく生きるためです。私がしたいことをしたいからです。この考えはバカで無謀で愚策かもしれません。でも、バカっていうのは悪いことじゃない気がします。「バカだな俺は、どうしてこんな道選んだんだよ」というのが私の夢です。運良く成功したらそれとなく喜びます。
なんにしても、難しいフィールドで競争することが人間、いや、生物にとっての淘汰であり、人間が生き物らしく生きるための「生存戦略」であると思います。

私は、きっと何者にもなれないということを、わかった気でいるのでしょうか?

「きっと何者にもなれない」者だから、努力をしなければいけないのかもしれない。

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