2010年2月20日土曜日

ハルヒ関連

公開日に消失を見て久しぶりに情熱が湧いてきたので。でもやっぱり2006年春放送から2010冬はやっぱり長かった。
Twitterにハルヒ関連の考察(とまでは言えない)ものをpostしたのでそのまとめ

消失で長門が世界改変したけど、キョンだけは記憶を変えずに残して脱出プログラムを用意したのは、改変前の世界か改編後の世界を選ばせるため、つまりハルヒを選ぶか長門を選ぶか。結果、キョンはハルヒのいる改変前の世界を選んだ。胸が痛くなるな。

ハルヒの「なんで自分は特別じゃないんだろう」という感情が痛いほどわかる。涼宮ハルヒの憂鬱をハルヒの視点から見てみたい。ハルヒにとってキョンはまさに退屈な日々という部屋から抜け出すための「鍵」なんだろうなあ。

ハルヒにとってキョンは退屈な世界から抜け出す「鍵」だけど、佐々木にとっても同じような「鍵」だったのではないか。佐々木に世界改変能力があるとすれば、「分裂」したのは佐々木版エンドレスエイトではないのか。

まず消失について。
キョンは「長門もハルヒに振り回されて疲れたのだろう」のような独白があるけど、そうなのだろうか。
ファンとしての深読みもあるけどそうではなくて、長門はキョンと一緒にいたかったのではないだろうか。
消失世界でSOS団の5人はばらばらの場所に配置される。なぜならSOS団はハルヒがつくったものだから。ハルヒと古泉は別の学校に、みくるにキョンは拒絶され、残ったのはキョンと長門。
長門はキョンだけを世界改変の際に元の世界の記憶を残した。元の世界、SOS団つまりハルヒのいる世界へ戻るか、それとも改編後の世界、つまり長門といる文芸部に残るか。その選択をキョンにゆだねた。
キョンは迷うことなくハルヒのいる世界を選んだ。
長門の気持ちを思うと胸が痛くなるな。
まあ、このあたりの解釈は散々なされてきただろう既出だと思うけど。

次、ハルヒから見た世界。
ハルヒがいろいろと不思議を探すのは、なんで自分は特別じゃないんだろうという感情から。自分こそ特別だと信じたい。
この気持ちが痛いほどわかる。成長して社会を知るにつれて自分が特別な存在じゃないことに気づいて行くんだよ。「自分よりもっとおもしろい生活をしている人がいるんじゃないんか」って。絶望。
ハルヒはそんな中学時代を過ごしてきたけど、高校はキョンという人物に出会った。
それはハルヒにとって絶望していた世界に見えた一筋の光だったんじゃないだろうか。
ハルヒの視点からの「涼宮ハルヒの憂鬱」はどう見えるのだろうか。

最後、佐々木関連。
角川はさっさと驚愕出せ。
で、佐々木について。もし佐々木に世界改変能力があるとしたらやはりその「鍵」はキョン。
佐々木はキョンと中学が一緒だった。塾の行き帰りを自転車で一緒に帰るぐらいの。
さて、高校に進学し佐々木とキョンは別々の道に進んだ。想像だがキョンがいない生活はかなり喪失感があったのではないか。
で、1年ぶりにキョンと会ったわけだが、佐々木のポジションにはハルヒがいた。
これは嫉妬とかそういう感情が芽生えてエンドレスエイト状態になっても仕方ないよね。
あとなんとなくだけど、ハルヒ、佐々木ともに世界改変能力があるとしたらキョンはその2人の能力を操るというか導くというかオーケストラの指揮者のポジションな気がする。
そういう意味での「鍵」なのかもね。

まあ、適当に。

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